秩父デビュー 羊山公園&祭りの湯

今日は息抜きのため秩父に向かいました。月1回はリフレッシュを兼ねて温泉に入り、人生設計をやり直すというのをルーチンとしています。結局、人生設計をやり直すつもりで行っても、だいたいお風呂に入って寝て帰ってくるだけですが。また、温泉といっても徒歩でいける距離にある温泉施設です。

 

ただ、今回はそのいつもの温泉施設ではなく秩父にある「祭りの湯」で1日を過ごすことにしました。理由は、近くの温泉施設はそこそこ入場料が高く、安いチケットが手に入らないととても行けないからです。近くの温泉施設に行って割引なしの料金で入って来るよりも、秩父に行って祭りの湯に入って帰ってきた方が安く上がるというのが一番の理由です。二番目の理由は、秩父なるところにいつかは行ってみたいと思っていたからです。

 

駅で乗車券とお風呂の入場券がセットになっている「秩父漫遊きっぷ」を購入しました。

 

秩父に行って温泉入ってこれる1日券ください」

 

と年配の駅員に言うと、少し慌てて若手を呼んで聞きながら発券していました。この駅ではあまり売れていないのかもしれません。ともあれ、無事に入手し秩父に向かいました。

 

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飯能駅西武秩父線に乗り換えです。最後尾の車両に乗り込むとほとんど人がいない状態でした。ゆっくりと景色を楽しめるな・・・と思っていると、出発数分前になり、50人ほどの幼稚園児が同じ車両に乗り込んできました。しまった・・・。付き添いの先生が、園児が騒がないように必死になっていますが、時間の問題でしょう。

 

賑やかな旅もいいけれど今日は静かに過ごしたいと、おもむろにその車両を出て、先頭車両まで早足で向かいました。

 

先頭車両は人もあまりおらず静かでした。狙い通りです・・・

 

と思って座席についたとき、隣の席にご年配のご婦人4人組がお座りになりました。嫌な予感がしました。

 

西武秩父線を進むと、ぐっと山間部に来た感が強まります。のどかな景色が展開します。この景色をゆっくりと楽しみたい・・・

 

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しかし、・・・やはり、隣の席に座った年配のご婦人4人グループのおしゃべりが止まりません。気にせずに景色を楽しもうとしましたが、途切れのない見事な会話が展開され、どうしてもいくつかの単語が耳に入ってきてしまいます。

 

「あの人は弟子を全部外に出しちゃったから・・・内弟子は1人もいないのよ。おそらく10年もすればつぶれると思うわ。」

 

「若いころはオーラがあったけど、今はぜんせん。ただのおじいちゃん。しかも、女性に狂っちゃって、最低!」

 

何度も景色を楽しもうと言い聞かせながら、ご婦人方の会話と戦うこと1時間、やっとのことで秩父に到着しました。

 

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「祭りの湯」の開館まで少し時間がりました。時間があれば少し足を延ばして宝登山(ほどさん)のロープウェーに乗ってみたかったのですが、今回は時間的に無理と判断、一番近い羊山公園の芝桜を見に行くこととしました。

 

近くの公園にちょっと足を延ばして、ちょっと花や景色を見って帰って来るつもりだったのですが・・・

 

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何やら、実行委員会だの、看板も立ってるし、道案内の人もあちこちにいるではありませんか。・・・もしや・・・入園料がかかるたぐいの本格的なものなのではないか・・・という懸念が頭をよぎりました。金銭的に余裕がないなかで、思い切って足を延ばしてここまで来ています。あまり余計な出費はまずい・・・

 

しかし、道案内の方の丁寧な誘導に逆らうことができず、とうとう・・・

 

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やはり、入園料かかりますよね。

 

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こうして、紫桜を楽しんだ後、予定通り祭りの湯に入り、「孫正義300年王国への野望」を読みながら過ごした1日でした。

 

 

 この本は人生について考えるとき多くの刺激を与えてくれます。